パイオラックス インディア新工場完成

No.2012_02（2012年4月19日 更新）

Welcome!　ワナッカム！（タミル語でようこそ）Sricity工業団地へ！

南インドのタミル・ナドゥ（TN）州チェンナイから国道５号線をおよそ６０ｋｍ北へ進み、アンドラ・プラデッシュ州（AP）州へ入った所にスリシティ工業団地があります。
私達パイオラックス　インディアはここに今年３月に新工場を完成させ、従業員約３０名がこの地での業務を開始致しました。生産開始は４月～５月を予定しております。
この工業団地は、南インドへ進出を希望する製造業各社へ用地を提供するために、今から約３年前（０９年）に開発されました。全体の広さは東京ドーム４３０個分に相当する広大な土地（２０００万m²）であり、将来的には居住施設、学校施設、病院施設、ゴルフ場などの娯楽施設も併設することが計画されています。

スリシティ工業団地へ既に進出を決定している企業は約２０～３０社があり、神戸製鋼の系列会社３社、メタルOne、日本発条、アイサン、ユニチャーム、日下部電気等、日系企業の進出が目立っています。
現時点で工場建設が完了している企業は５、６社程度であるため、工業団地内はまだ草原のようですが（実際に朝夕には、酪農家が山羊や牛を放牧させる姿が見られます）、数年後には大きな変貌を遂げているに違いありません。

ここを候補地として視察に訪れる企業は多くあり、時にはインド国旗と日の丸とが、工業団地のメイン道路に掲げられることもあります。
SricityのSriとは”光り輝く、栄光の”という意味であり、今後のインド経済発展への期待が込められているといえます。われわれパイオラックス　インディアも、今年、着実にここでの事業を立上げて、パイオラックスの海外活動の一翼をしっかりと担えるように全力で進んで参りたいと考えます。