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トップメッセージ

弾性を創造するパイオニアとして、広く産業や社会に貢献する

パイオラックスは1933(昭和8)年に「加藤発條製作所」として創業しました。当社は自動車産業、電気通信産業向けの精密金属ばねの生産からスタートし、後に合成樹脂を素材とするファスナー類の開発、製造へと事業を拡大してきました。当社の強みは、金属と樹脂の両方を扱ったばね製品の開発と製造ができることにあり、この強みを生かして新事業の開拓へつなげてまいりました。
企業理念に「弾性を創造するパイオニア」を掲げ、現在は自動車産業を中心に、医療機器事業、生活関連などの分野で、「弾性」の可能性の追求に積極的に取り組んでいます。今後も「弾性」を科学することにより、画期的な製品を生み出し、広く社会、産業に貢献していきたいと考えています。

株式会社パイオラックス代表取締役
株式会社パイオラックス代表取締役

ESG経営への取り組み

世界では気候変動、環境汚染、人権問題など多くの問題が深刻化し、企業も積極的にこれらの社会課題に取り組むことが求められています。当社では持続可能な社会の実現に向けて、ESG経営への取り組みを推進してまいりました。

ESGの E(環境)では、2022年3月にTCFD提言に基づく気候変動に関する情報を開示しました。併せて、2050年カーボンニュートラルに向けたロードマップも開示しております。

S(社会)では、「パイオラックスグループ 人権と労働に関する基本方針」を制定し、当社に関わるすべての人々の人権を尊重していくことを明示しています。また、社内のダイバーシティへの取り組みを進め、女性活躍推進法に基づく優良企業認定「えるぼし」の最高位を取得しています。「健康経営宣言」に基づいた健康経営にも力を入れ、2022年3月に「健康経営優良法人2022」認定を取得いたしました。

G(ガバナンス)では、2021年12月にサステナビリティ委員会の設立とサステナビリティ方針を策定し、ESG経営の実践とガバナンス体制の強化に取り組んでいます。また、東証プライム市場への移行に伴い、より高いガバナンス水準に対応していくことで、企業価値のさらなる向上を目指してまいります。

これらのESG経営を加速させるため、2030年度に向けた当社のESGビジョン「PIOLAX ESG Vision 2030」と、このビジョンの実現に向けた2021年度の取り組み、並びにKPIを公表しています。目標を内外に示すことで、従業員を含めたステークホルダーの皆様と共に目標達成を目指してまいります。


当社はESGの活動を通じて、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の目標達成に挑戦しています。当社の社是「至誠・協力・奉仕」に込められた、誠心誠意を以て尽くし、お客様・社会のために協力を惜しまないという経営精神は、持続可能な社会を目指すSDGsと親和性が高いと感じています。当社の取り組みが持続可能な社会の達成に貢献できるよう、今後も活動を推進していきます。


以上